国際ビジネスに関係する主な条約、法規等の抜粋です。

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知って得する、国際条約等の主要部分を紹介します。

国際ビジネス法とは言っても、国際条約、国際商慣習法は、複数国家間の共通法そのものですが、国際契約の効力、解釈等の大部分を律する実体法や、商事紛争を解決する手続きについて具体的に律する手続法（訴訟法・仲裁法）には、複数国家間に共通するものは殆んど見られません。そこで、ここで主な国際条約を中心にご紹介します。

わが国は、多くの国と様々な条約を締結していますが、それらには国際ビジネスや取引に関係する多数国間条約、二国間条約があります。それらは、次のように大きく分類することが出来ます。

1. 国際ビジネスの枠組みを決定付けるもの、
2. 総合的通商に関するもの、
3. 物品の国際間の売買の基準を取り決めたもの、
4. 国際決済に関するもの、
5. 国際運送に関するもの、
6. 知的財産の国際的保護・移転等に関するもの、
7. 国際間の投資・その保護に関するもの、
8. 不公正取引・競争制限等に関するもの、
9. 国際ビジネス関係の租税・課税・二重課税防止に関するもの、
10. 商事紛争の解決に関するもの。

※国際ビジネスに関係のある行政法規、取締法規、経済法規等も国毎にまちまちです。これらには強制的に適用されるものと、取引（契約）当事者が準拠法として適用するものとがありますが、その全てが各国の国内法です。それが国際ビジネスに適用される場合に、国際法とみなされます。

※これらの条約、商慣習、法規に関して、主要部分だけでも認識しておくことは、国際ビジネスに係わる者にとりましては、欠かすことが出来ません。

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