IBDのデータベースを利用した契約書の作り方

1. カテゴリーの選択
取引内容に合致するカテゴリーを、「英文契約書式・条項編」中の8カテゴリー中から選択。選択に迷う場合は、「取引戦略・実務編」の解説文を参考にする。
2. 契約書の選択
契約書式集のデータベースに入り、(通常)和文契約書で、複数の契約書を見比べ、当面の取引に最も合った契約書を選択(英文に慣れた方は、英文契約書で選択すると便利)、コピーして、テキスト画面(例えばWord)に貼り付ける。
3. 契約書条項の構成を把握
選択した契約書を全体的に眺め、不要な条項、欠けている条項、修正が必要な条項の判断をする。
4. 不要な条項の削除
(Wordで作業されている場合、以下同様)「校閲」をクリックし、変更履歴を残すようにして、不要、不適切等、記載する必要のない条項を削除する。
5. 欠けている条項の補充
契約書式集のデータベースに戻り、他の契約書式を参考とするか、下段にある条項例集から、補充したい条項例グループを選んで開き、その中から挿入したい条項例を選択し、作業中のテキスト画面の適切箇所に貼り付ける。
. 修正が必要な条項の改良
契約条項を逐次読み、契約書作成者が適切と思える内容に、各契約条項を改良する。
7. 条項番号の整備
作業の終了時に、条項番号の変動がある場合、採番を行う。(上記作業は、Word
8. 対訳契約書式の修正
訳文を必要とする場合、和文(英文)で前述の作業を進めた場合には、契約書式のデータベースに戻って、対訳の英文(和文)書式を選択して開き、元の変更履歴のある契約書案と見比べて、変更箇所を修正する。
9. IBDのコンサルティングの利用
作成した契約書の内容が不安の場合、IBDのコンサルティングを受けることができる。この場合、有料となる。上記「1.カテゴリーの選択」と「2.契約書の選択」の相談は、会員様は無料。
10.  ご相談の歓迎
解らないことは、IBD(Tel: 03-3261-5051)にご相談。