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プロジェクト契約書
本契約は、( )年( )月( )日、( )法に基づいて設立され現存する法人でその主たる営業所を( )に有する( )(本契約中にて以下「当事者A」と称する)、( )法に基づいて設立され現存する法人でその主たる営業所を( )に有する( )(本契約中にて以下「当事者B」と称する)及び( )法に基づいて設立され現存する法人でその主たる営業所を( )に有する( )(本契約中にて以下「当事者C」と称する)との間で、( )プロジェクト(本契約中にて以下「本プロジェクト」と称する)に関して締結され、
以下のことを証する。
以下のとおり合意される。
第1条 プロジェクト
1.本契約当事者は、本プロジェクトで( )における( )パビリオンに関連する促進及び展示を目的とする( )分物の実演映画の製作を行うことを意図している。現在、( )(本契約中にて以下「本システム」と称する)の技術を、本プロジェクトに組込むことが合意されている。
2.本契約の期間中、当事者Bと当事者Cは、本プロジェクトの予算明細書、製作日程表及び資金運用計画表だけでなく、本プロジェクトの創作面及び技術面での要綱を作成するものとする。当該書類は、本契約の付属書として本契約に添付するものとし、当事者Aの最終的な承認により、本契約書の一部とするものとする。
第2条 製作及び頒布権
1.当事者Bと当事者Cは、当事者Aと( )(本契約中にて以下「会社」と称する)、並びにそのライセンシー、承継人及び譲受人に対して、本契約に基づき意図された本プロジェクトを、すべての媒体を利用して無期限に、世界のあらゆる場所で展示し、広告し、宣伝し、促進し、及びその他の方法で開拓する独占的な権利を付与する。
2.本プロジェクトの完成時には、当事者Bと当事者Cは、当事者B又は当事者Cによって所有され又は管理される本プロジェクトに関連して、これまでに創作されたすべての資料を、会社に提供するものとし、また、会社の正当な要請に従って、これら資料の複写を行うものとする。
第3条 役務
当事者Bは、当事者Aが正当に要求する製作能力の範囲で、当事者Aに対して、( )氏(本契約中にて以下「B氏」と称する)の役務を提供するものとし、また、当事者Cは、( )氏(本契約中にて以下「C氏」と称する)の役務を提供するものとする。当事者Bと当事者Cはまた、当事者A、当事者B及び当事者Cが相互に合意するところに従い、及びその合意の範囲内で、他の被雇用者及び独立の請負業者の役務を、当事者Aに対して提供するものとする。当事者Bと当事者Cによって提供されるすべての役務は、非独占的であるが、最優先で当事者Aが正当に要請する時間及び場所において、提供されるものとする。すべての当該役務は、当該役務を提供する者の能力の最大限度まで提供されるものとする。
第4条 報酬
当事者Bと当事者Cによって提供されるすべての権利、資料及び役務の対価として、且つ当事者Bと当事者Cに著しい不履行がないことを条件として、当事者Bと当事者Cは、本条に規定する報酬を受領する権利を有するものとする。
a)当事者Bと当事者Cは、本条e)号に従い当事者Aの承認を条件とした予算に従って、B氏とC氏のそれぞれの役務について、相当の報酬を受領する権利を有するものとする。
b)当事者Bと当事者Cは、本契約に基づき規定された報酬に加えて、利益として、相当の報酬を受領する権利を有する。当該利益は、本契約に基づき当事者Bと当事者Cに対する別建ての報酬とみなされるものとする。利益報酬は、本契約に基づき定められる予算明細書の中で規定されるものとする。
c)本プロジェクトの開発及び/又は製作に関連して、当事者Bと当事者Cによって負担されるすべての費用及び経費には、本プロジェクトのための承認された実費、及び当事者Bと当事者Cによって負担される最高( )を限度とした間接費又はその他の経費などを含むが、これに限定しない。
d)本プロジェクトの製作実費が、製作開始前に当事者Aが承認した最終予算額の100パーセントを超える場合は、不可抗力事由及び当事者A又は会社が要請した変更に起因する費用を差引いて、当事者Aが承認した予算額を超過するすべての費用又は経費(当事者A又は会社によって一手に負担される事前に承認済みの材料を、当事者A又は会社の要求で変更した場合以外)は、当事者Bと当事者Cに対して支払われる約定の利益差額に達するまでは、これで補うものとする。予算超過費用額は、総計で算定されるものとし、細目ベースでは算定されないものとする。
e)支出:本プロジェクトの開発及び製作期間中、毎月初めより少なくとも一週間前までに当事者Bと当事者Cは、本プロジェクトに関連する予定支出を規定する計算明細書を当事者Aに提出するものとする。当事者Bと当事者Cは、翌月中の本プロジェクトに関連するすべての予定支出を規定する計算明細書を当事者Aに提出するものとする。当事者Aによって承認された予算明細書、製作詳細日程表及び資金運用計画表と符合する当該明細書記載のすべての項目、並びに当事者Aによって承認された予算明細書、製作詳細日程表及び資金運用計画表と符合する当該明細書記載のいかなるその他の項目、並びに当事者Aの裁量により承認することが可能な当該明細書記載のいかなるその他の項目に関して充分資金を供給するため、当事者Aは、毎月初めに、当事者Bと当事者Cに対し、支払いを行うものとする。資金供給を要請する当事者B及び当事者Cの月例明細書と同時に、当事者Bと当事者Cは、前月中に作成されたすべての支出に関する明細書、並びに当事者Bと当事者Cが、製作予算及び資金運用計画の点で必要であると予測する変更事項に関する明細書を提出するものとする。当該明細書には、月間の支出を実証する文書が添付されるものとする。
第5条 製作管理及び承認
当事者Aは、概念処理、すべてのアートワーク及び製作上のその他の側面、すべてのストーリー及び脚本、すべてのデザイナー、脚本家、プロデューサー、監督、演技者、作曲家、編集者及びその他の創作人員、音楽及び完成した編集作品が含まれるが、これらに限定されない本プロジェクトのすべての創作上の要素に関し、不当に保留されてはならないが承認権を有するものとする。当事者Aは、また、自らの合理的な判断で、当事者B又は当事者Cによって雇用されている人員を解雇し、入れ替える権利を有するものとする。B氏及びC氏、並びに両氏の役務は、本契約の重要な要素である。上記に加えて、当事者Aは、本システムの使用に関して、本プロジェクトの技術的・創作的な面のすべてについて承認する権利を有する。上記に規定のとおり、当事者Aは、本プロジェクトの予算明細書、製作詳細日程表及び資金運用計画表、並びにこれらと符合しないいかなる出費も承認する権利を有する。
第6条 延期及び放棄
本契約に含まれるいかなる規定にもかかわらず、当事者Aは、本プロジェクトを製作する義務を負わないものとし、いつ何時といえども、製作を延期し又は放棄することができる。当事者Aが最終プリントの完成及び引渡し前に、本プロジェクトの製作を放棄した旨の通知を当事者B又は当事者Cにした場合、当事者Bと当事者Cは、本プロジェクトに存する及び関連する当事者Aの権利一切のすべてを、当事者Aから取得する権利を有するものとし、そのためには、本プロジェクトの開発及び/又は製作に関連して当事者Aによって負担されたすべての費用及び経費に相当する金額を当事者Aに支払い、また、当事者B及び当事者Cにより取得される権利に関連する当事者Aのすべての義務を引受ける旨の文書を、当事者Aにとって相当に満足のいく形で、当事者Aによって承認された資金面で責任ある当事者から、当事者Aに交付するものとする。
第7条 協議
当事者Bと当事者Cは、次の事項すべてに関し、開発、製作前及び製作後の適切なすべての段階で常に、相互に密接な協議を行うことに合意する。本プロジェクトのための予算、資金運用計画及び製作日程並びにこれらのいかなる変更、本システムのレンタル又は供給会社の選定及びいかなる交替、当事者Bと当事者C間の実効性のある相互作用に必要な条件、これには、プロジェクト内容の構成、本システム方式をこれと関連する従来の映写方式に転換すること、予算及び納入日程等の事項に影響しない本システムの開発が含まれるが、これに限定されない。本プロジェクトの扱い全般に関する撮影台本、及び脚本、並びにその改訂、すべての音楽、スクリーン上で与えられるクレジット、すべての小道具、セット及びその他製作デザイン及び美術監督に関するすべての側面、すべてのデザイナー、ライター、プロデューサー、監督、写真監督、演技者、作曲家、編集者が含まれるが、これに限定されないすべての創作中心陣容の選定及び交替、すべての製作ロケーション、施設、主要機器、並びに、製作後及び編集に関するすべての側面。以上の事項のいずれかについて、当事者Bと当事者Cとの間で合意が得られない場合は、当事者Aの決定が最終的なものとする。当事者Aは、あらゆる面で、唯一独占的な創作管理権を有するものとする。
第8条 譲渡
当事者Aは、本契約の全部又はその一部を会社に譲渡することができ、また、当事者Aは、会社によって文書により引受けされた、いかなる義務も免除されるものとする。当事者Bと当事者Cは、当事者Aの文書による事前の同意なしに、本契約に基づくいかなる権利も譲渡し又はいかなる義務も委任する権利を有しないものとし、また当事者Aは、自らの裁量により、この同意を保留することができる。
第9条 クレジット
( )の内容要件を条件として、当事者Bと当事者Cは、当事者Aの正当な承認に従った方式で、本プロジェクトのタイトル中に、製作者のクレジットを表示する権利を有するものとする。但し、それは本プロジェクトのタイトルの末尾とする。更に、当事者Aによって要請される役務のすべてを完全に履行することを条件に、B氏とC氏は、本プロジェクトのスクリーン上に、適切なクレジットを与えられるものとする。すべてのクレジットの厳密な形式及び表示箇所は、当事者Aの自らの裁量により決定されるものとする。当事者A又は会社が偶然又は不注意により、必要とされるクレジットの表示を怠り、且つ当該クレジットの表示不履行がいかなる第三者によるものでもない場合は、これを本契約の違反とする。
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