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7a104j 供給物品質保証契約書

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供給物品質保証契約書

(    )(以下「AAA」という)と(    )(以下「BBB」という)は、AAAがBBBから購入する材料・部品・ユニットまたは商品(以下「契約品」という)の品質保証に関し次の通り契約を締結する。

第1条 目的
BBBは、AAAに納入する契約品のすべてについて、AAAの要求する品質(構造・機能・性能・安全性等をいい、これらを総称して、以下「要求品質」という)に適合するよう製造・組立(以下「製造」という)を行うとともに、要求品質を満足するものであることをAAAに保証するものとする。

第2条 要求品質の決定
1. 契約品の要求品質の内容等は、BBBによる契約品の製造または納入の開始に先立って、AAAおよびBBBが協議決定し、次の各号の図面・仕様書等により相互に確認するものとする。要求品質の内容等を変更する場合も同様とする。
a) AAAが作成し、BBBに貸与した図面、仕様書、見本等(AAAの委託に基づきBBBが作成したものを含み、以下「購入仕様書等」という。)
b) BBBが作成し、AAAの承認を得た図面、仕様書、見本等(以下「納入仕様書等」という。)
2. BBBがAAAに納入する契約品は、当該契約品のAAAからBBBへの発注時点における最新の購入仕様書等または納入仕様書等に適合しているものとする。
3. BBBがAAAに納入する契約品は、購入仕様書等または納入仕様書に適合しているものとする。
4. BBBは、要求品質の内容等に関し疑義または異義のある時は、速やかにAAAにその旨申し出るものとする。

第3条 法規制の遵守等
1. BBBは、AAAの要求する安全性能に関連する規格等を遵守するものとする。
2. AAAから貸与された購入仕様書等によって、前項の安全規格等を遵守できないとBBBが判断したときは、BBBは速やかにAAAに申し入れを行い、AAAと協議するものとする。
                  
第4条 品質保証体制の確立
1. BBBは、契約品に関する要求品質の確保のために、契約品の開発・設計・資材・調達・検査・保管・輸送等のすべての過程を通じて、効果的かつ経済的な品質保証体制を確立するものとする。
2. BBBは、品質保証体制の管理・運営にあたる責任者を定めAAAに届け出るものとする。責任者を変更する場合も同様とする。

第5条 管理工程図等の整備
BBBは、契約品に関し、製造工程における管理の項目・特性・水準等を具体的に示した管理工程図を、さらに必要に応じ、作業の手順・方法・条件・注意点および使用設備・治工具・計量計測器等を明示した作業指示書を作成し、それらに基づき従業員に対して作業内容を指示徹底するものとする。

第6条 品質保証体制の確認・検査
1. BBBは、BBBにおける契約品の品質保証体制を明確にするため、AAAからの要請に応じて契約品に関する品質保証体系図・管理工程図その他書面を第15条に定める初回品検査の前までにAAAに提出するものとする。
2. AAAおよび契約品を用いた製品の需要家(契約品の需要家を含む。以下同じとする)のうち、AAAが特に指定するものまたはその代理人は、必要に応じて、BBBにおける契約品の品質保証体制および品質保証活動の実施状況を確認するために、BBBの承諾を得てBBBの工場、事務所等に立入り、検査等を行うことができるものとする。
3. AAAは、BBBにおける契約品の品質保証体制および品質保証活動に関して改善の必要を認めた場合、BBBと協議の上、BBBにその改善を求めることができるものとする。

第7条 資材の品質保証
1. BBBは、契約品の製造に使用する部品・材料等の資材(以下「資材」という)のうち、BBBが調達するものについて当該契約品の要求品質を満足させ得る十分な品質を有していることを保証するものとする。
2. BBBは、AAAから要請ある場合、前項の資材の品質証明をその購入先から取得し、契約品のAAAへの納入時にAAAへ提出するものとする。

第8条 機器・金型・工具等の整備・管理
1. BBBは、契約品の製造に必要な設備・機械・金型・治工具・計測器・試験機等(以下「製造設備等」と総称する)を設備し、常に品質保証上必要な精度を保持するようにこれらを維持管理するものとする。
2. BBBは、BBBにおける契約品の製造に必要な製造設備等の精度管理ができていることを、AAAからの要請に応じて書面にてAAAに報告するものとする。

第9条 BBBの外注先の管理
1. BBBは、契約品の製造の全部または一部を第三者(以下「BBBの外注先」という)に委託し、もしくは請負わせる事ができる。ただし、購入仕様書等に基づく契約品の製造の全部または一部を、BBBの外注先に委託し、もしくは請負わせる場合には、事前にAAAに通知する。AAAからBBBの外注先について異義が出された場合、AAAとBBBが協議して解決するものとする。
2. BBBは、BBBの外注先において製造される契約品が、要求品質を満足することに関し、AAAに対してすべての責任を負うものとする。
3. AAAおよび契約品を用いた製品の需要家のうち、AAAが特に指定する者またはその代理人は、必要に応じて、BBBの外注先における契約品の品質保証体制および品質保証活動を確認するために、BBBの承諾を得てBBBの外注先に立入り、監査等を行うことができるものとする。なお、BBBは、BBBの外注先にこの旨を徹底するとともに、BBBの外注先への立入り、監査等に支障のないよう便宜を図るものとする。
4. AAAは、BBBの外注先における契約品の品質保証体制および品質保証活動に関して改善の必要を認めた場合、BBBと協議のうえ、BBBを通じてBBBの外注先にその改善を求めることができるものとする。

第10条 荷姿等
1. BBBは、契約品をAAAに納入する際の荷姿、梱包および輸送方法等について、契約品の品質劣化を防止するため必要かつ十分な措置を講じるものとする。
2. AAAは、必要に応じてBBBと協議のうえ、BBBが契約品をAAAに納入する際の荷姿・数量、梱包の方法・使用および輸送方法等を決定することができるものとする。なお、都合によりBBBがこれらを変更する場合、BBBは事前にAAAの承認を得るものとする。

第11条 工程間検査・完成品検査
BBBは、契約品の製造工程中またはその出荷時において、契約品が要求品質を満足していることを確認するため、必要な検査を実施するものとする。ただし、BBBは、AAAから要請ある場合、当該検査の基準の全部または一部をAAAと協議のうえ定めるものとする。

第12条 検査成績書の提出・品質記録の管理
1. BBBは、AAAから要請ある場合、契約品に関し実施した出荷検査等の記録を記載した検査成績書をAAAに提出するものとし、その詳細はAAA、BBB別途協議し決定する。
2. BBBは、契約品に関し実施した検査・試験等の記録を、(    )年間以上保管するものとし、AAAから要請ある場合、当該記録をAAAに閲覧させ、またはその写しをAAAに提出するものとする。

第13条 ロット管理
BBBは、契約品のロット追跡が容易に行えるように別途AAAと協議して定める方法により、生産ロットの明確な区分を行い、これを的確に管理する。

第14条 受入検査
1. AAAは、別途定める検査基準に基づき契約品の受入検査(以下「受入検査」という)を実施する。
2. 受入検査の結果、契約品が不合格となった場合、AAAはその旨をBBBに書面で通知するものとし、BBBは直ちに代替品をAAAに納入し、またはAAAの指示する処置をとるものとする。
3. BBBは、受入検査の結果、不合格となった契約品を、当該受入検査の結果がAAAより通知された日から別途AAAが定める期間内に引き取るものとする。なお、当該期間経過後は、AAAは当該契約品を任意に処分できるものとする。

第15条 初回品検査
1. BBBは、契約品を新規にAAAに納入する場合、または第17条および第19条により設計・製造条件等が変更された後初めて当該契約品をAAAに納入する場合、AAAとBBB別途協議し決定するところに従って、当該契約品の初回品を製造し、当該初回品につきBBBにおいて実施した検査結果データを添付してAAAに納入するものとする。
2. AAAは、前項に基づきBBBから契約品の初回品の納入を受けたときは、速やかに当該契約品について、別途BBBと協議し決定する方法により検査・試験(以下「初回品検査」という)を実施し、その結果をBBBに通知するものとする。
3. BBBは、第1項に基づき初回品としてAAAに納入するものを除き、契約品が初回品検査に合格した後に、その製造に着手しAAAへの納入を行うものとする。ただし、BBBは、AAAが特に認めた場合、初回品検査合格に先立って、契約品の製造に着手することができるものとする。
4. 契約品の初回品が、初回品検査の結果、不合格となった場合、第15条2項および3項の規定を準用するものとする。

第16条 限度見本
1. 購入仕様書等または納入仕様書等により数値等で明確にできず官能検査等で判断する検査項目については、AAAとBBBが協議のうえ、AAAまたはBBBが限度見本を作成し相手方の承認を得るものとする。
2. 限度見本は、AAAおよびBBBがそれぞれ保有し、その使用・保管に際しては、その特性が失われないように注意するものとする。
3. 限度見本には必要に応じ有効期限を定め、AAAおよびBBBが都度これを見直し、更新・改廃を実施するものとする。

第17条 設計・製造条件変更の事前連絡
1. BBBは、契約品に関し、自己の理由により次の各号のいずれかの事由が発生することが予定もしくは予測される場合、事前にAAAにその旨を書面により報告し、AAAの承認を受けるものとする。ただし、契約品の要求品質に何等の影響を及ぼさないものとして、あらかじめAAAが認めたものについては、この限りではない。
a) 外観変更
AAAに対する納入開始後、契約品の外観形状、色、表示ラベル表面状態の変更を実施するとき
b) 設計変更
AAAに対する納入開始後、契約品の設計変更(資材の変更を含む)を実施するとき
c) 型の新造・更新・改修
契約品の製造のため使用する金型を新造したとき、または使用中の金型を改造・修理するとき
d) 製造方法の変更
契約品の製造方法(工程、加工・作業・検査の方法、使用する製造設備等)を変更するとき
e) 製造場所・BBBの外注先の変更
契約品を製造するBBBの工場、またはBBBの外注先を変更するとき(新たに外注するとき、外注先からBBBの工場に移すときも同様)
f) 資材の製造元、または購入先の変更を実施するとき
2. AAAは、契約品に関し、自己の理由により第1項各号のいずれかを実施する必要が生じた場合は事前にBBBにその旨を要請し、AAABBB協議のうえ変更を実施するものとする。
3. BBBは、契約品に関し、第1項または第2項の変更を実施する場合において、AAAから要請があるときは、管理工程図の最新版その他必要な書面をAAAに提出するものとする。

第18条 品質異常の連絡
1. BBBは、契約品に関し、設計または製造工程の不具合により要求品質に対する不適合その他の品質異常の発生が予想される場合、直ちにAAAに書面にて連絡するものとする。
2. AAAは、契約品に関し、受入・工程および市場において、契約品の要求品質に対する不適合その他の品質異常を発見したときは、直ちにBBBに書面にて連絡するものとする。

第19条 原因調査と再発防止等の対策
1. 前条の品質異常が発見された場合、BBBは、速やかに原因の調査を行い、その結果をAAAに書面にて報告するとともに、再発防止のため必要な対策を定め、その内容等についてAAAの承認を得たうえで、これを実施するものとする。又、BBBは対策の確認ができるエビデンスをAAAに提示するものとする。
2. BBBは、AAAが必要に応じて行う前条の品質異常の原因の調査および対策の実施等に積極的に協力するものとする。
                  
第20条 議事録の作成
本契約に基づくAAA、BBB間の打合せ等については、その内容および合意事項を議事録の書面にとりまとめ、相互に確認するものとする。
                  
第21条 有効期間
本契約の有効期間は、調印の日より(    )年とする。ただし、AAAまたはBBBから契約期間満了(    )ヵ月前までに文書による契約の変更または解約の申し出がない限り、引き続き同一条件にて(    )ヵ年延長する。以後はこれに準じる。

第22条 協議解決
本契約に定めのない事項ならびに本契約に関し生じた疑義については、AAAとBBBが誠意をもって協議し解決するものとする。

上記の証拠として、本契約当事者は、その正当に授権された役員又は代表者によって、本契約に署名及び捺印させた。

日付:    年   月   日

AAA
所在地:   
会社名: 
署名:  
代表者名:                        
役職:

BBB
所在地:   
会社名: 
署名:  
代表者名:  
役職:

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