[コンサルティング]
■半年間もめていた米国企業との交渉が10日間でけりがついた。
>>当社は、政府系大企業の子会社で、親会社のためのライセンシングを業としています。親会社が米国の大企業から技術を導入することになり、弊社がその交渉に当たることになりました。親会社には一定の日本語の契約書式があり、それを英語にして米国企業に提案しましたが、米国企業はかなりの部分を書き換えたカウンター・プロポーザルを出してきました。親会社は、その契約書式自体を変えないで、米国企業からの提案で受け入れ可能な部分を覚書にすることを主張し、米国企業は、覚書には法的効力が無いので、本契約書を訂正すべきだと譲りません。幾つかの重大なポイントについても対立し、交渉が半年間も暗礁に乗り上げました。そのとき大手商社からIBDの紹介を受け、米国企業の顧問弁護士と交渉してもらったところ、10日間ほどで合意に至り、契約を締結できました。ポイントの対立は、翻訳ミスにも原因がありましたが、IBDはそれらも直ぐに見破って訂正してくれました。
商社 従業員数80人 取締役 正会員